横浜イクメン日報

38歳のイクメンの子育て奮闘日報です

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自転車保険加入のススメ

Hide-kichiです。

徒歩以外の移動手段として使用しているのが、下記の交通手段です。

・電車

・自転車

・シェアカー

・バス

最近は、オフィスにわざわざ出勤することが少なくなり、ボクの勤める会社でも出勤率は50%以下に抑えるようにお達しが出ています。特に都内は新型コロナウイルスの拡大第2波が懸念されているということもあり、100%出勤ということはなくなりそうです。今日はその話ではないのですが、その話はそのうちしましょう。

さて、電車通勤の頻度が少なくなり、さらにいわゆる通勤ラッシュに代表されるような「蜜」をさけるために電車を利用する頻度を減らす方はこの数ヶ月に明らかに多くなったように思います。

そして、改めて注目されるのが「蜜」にならない交通手段なのですが、ボクは自転車を活用することが圧倒的に多くなりました。

元々自転車を使ってららぽーと横浜、IKEA、トレッサ横浜など港北区あたりの商業施設はチャリで爆走していたのですが、実は神奈川県では条例で令和元年10月1日から自転車保険に必ず加入しなければならなくなっています。ちなみにこの自転車保険に加入しなくても罰則はありませんので、強制力としてはやや弱いのが現状です。

ボクは自転車保険のことはよく知らず、たまたま家にチラシが入っているのを見て、自転車保険に加入いたしました。そもそも自転車保険とは何なのか、なぜ加入しなくてはならないのか、加入したらどのようなメリットが得られるのか、解説したいと思います。

自転車保険になぜ加入しなくてはならないか

まず自転車保険への加入が条例でとなって自転車に乗る人の義務になった象徴的な出来事があります。

母親驚愕 「息子の自転車事故の賠償金9500万円」の“明細”は… | Cyclist

今から約10年ほど前に当時小学5年生が乗った自転車が散歩していた女性に正面衝突。女性は突き飛ばされて転倒、頭を強打。一名はとりとめたものの、数年寝たきり状態になったそうです。現在の状況は不明。

この事故に対し、少年が高速で坂を下るなど、交通ルールに反していた危険運転行為だったということで、少年の母親が日常的な監督義務を負っていたということで、1億円以上の損害賠償を求めました。

・少年が時速20−30kmで走行

・少年の前方不注意

これらの事実に加えて、

・ヘルメット未着用

だったこともあり、母親の指導や注意が功をそうしていなかったとして、監督義務ができていなかったと判断。母親に約9,500万円の賠償が命じられました。

子供が起こした不注意の事故で他人にケガをさせてしまった場合の賠償として、一つの基準ができたことを意味しており、今後同様、類似の事件が起きた場合の基準となる裁判・判決となります。

自転車事故は毎日起きている

自転車事故(自転車交通事故)は2018年で約85,000件起きています。これは、いわゆる車を含む交通事故全体の約20%を占めています。85,000件を単純に365日(1年)で割り返すと、1日に約232件の自転車事故が起きている計算になります。

さらに、2018年の自転車交通事故の死者数は453人でこれまた1日1人以上が亡くなっているというのが現状です。

実際に自転車事故は年々減少している傾向はありますが、それに反して、致死率(事故数に対する死者の割合)は増えているか横バイなので、事故を起こした時のリスクが非常に高くなっていることが数字から読み取れます。

自転車による交通事故は交通事故全体のどれぐらいの割合で起きているのか(2019年時点最新版)(不破雷蔵) - 個人 - Yahoo!ニュース

自転車保険への加入のおすすめ

これらの現状を踏まえた上で、ボクは自転車保険に加入することを決めました。月額にして500円程度で加入できるプランがほとんどです。一般的に自転車に乗る家庭が意識すべきは、事故を起こした時の相手への支払い義務が派生した時のリスク対応でしょう。身内のケガは当然ツラいコトではありますが、それ以上に他人をケガさせてしまった時のリスクはさらに大きいです。場合によっては一生付き合って行かなくてはならないかもしれません。

なので、そういったリスクを全くゼロにできないまでも軽減できるように保険に入ることをお勧めします。

ワンコイン、弁当1回分と考えたら安いものです。1年で6,000円程度。10年で6万円か。掛け捨てで決して安くはないのですが、必要経費としてボクは支払いますよ。ボクはもちろんのこと、ヨメちゃん、大きくなったら今3歳の娘も自転車に乗るようになりますからね。

au損保が最安

保険会社のプランはそれほど違いはありません。入院日額補償などもありますが、そのような大きなケガとなった場合の保険は他に傷害保険とかに加入しておいた方が良いでしょう。ボクは最も安価なau損保のブロンズタイプというものに加入しました。それの家族タイプですね。ボクの家族3人が対象になるものにしています。

自転車保険ならau損保の「Bycle(バイクル)」|au損保

最後に

もちろん神奈川県の条例で決められていることなので、全員加入が必須なのですが、まだまだ「知らなかった」「よくわからない」という理由で加入していないという方も多いと思います。この機会になぜ自転車保険に加入する必要があるあるのかを理解して、自転車保険への加入を見直してみてはいかがでしょうか。