Hide-kichiです。
横浜駅チカのアソビルで開催されているバンクシー展に行ってきました。有給を利用して月曜日にいってきたので、基本的にはガラガラでして、さらにいる人はというと、20代の若者カップルばかりでした。10日ほど前から開催されているのと、9月末まで開催されるというロングラン展示ということもありますが、こういった展示会は終了が近づけば近づくほど混雑するので、早めに行ったほうがよいでしょう。
入場はほぼ完全に事前予約制
ということで、今日たまたま横浜に来たぜ!バンクシー展やってるらしいぜ!ちょっと行ってみようか!的なノリで行くと入場できません。。。てなことになります。バンクシー展は完全予約制でして、しかも入場時間を1時間毎に区切られています。1時間したら出てね、ってことではなくて、例えば、10〜11時のチケットを買ったとしたら、10〜11時のあいだに入館して受付してくださいね、ってことです。展示を見る時間に制限はないようです。「ほぼ完全」というふうに少し表現をぼかしたのは、なにやら会場に行ってみると当日券を販売していたからなのですが。こちらから予約&決済ができます。決済までできるのは便利ですよね。
圧巻の70点 バンクシーをざっと知るのに良い
ということで、実際にどうなの?という方。土日祝日なら2,000円、平日でも1,800円もする展示会です。ネタバレにもなるので、できるだけ簡潔にこれから行く方の楽しみを奪わないように解説したいと思います。
ボクはもともとバンクシーについて詳しいわけではなかったので、ざっと知ることができてそこが良かったと感じています。そもそもナゾが多いアーティストなので。どんな作品がどれくらいあるのかとか、社会風刺的な作品が多いのだけれど、それはなぜなのか、おぼろげながら分かることでしょう。
今回の展示はもともと描かれているものを100%再現したわけではなく、サイズや描かれているものは異なります(そこが残念でした)。ただし、スマホで聴ける作品の解説はとにかく内容が細かいので、なぜこの絵が描かれたのか、バンクシーが描くにあたっての想いなどを知ることができます。
世界バンクシーが世界中に残しているアート。
ボクが好きなバンクシー。keep it real。どんな状況においても自分自身であり続けることに価値がある。今の時代、自分の個性が失われるか、反対に見せかけだけの滑稽なものになっている。
ニック・ウトのナパーム弾を題材に。
Girl with Baloon
blurのアルバムにも使われたアート
オフィシャルグッズはあるか?あるよ。
公式ホームページ上にもまったく記載のなかったグッズ情報。ボクも気になっていました。六本木のバスキア展のときはソッコーで売れ筋のグッズは売り切れてしまっていましたらからね。ボクも気になっていました、バンクシーオリジナルグッズ。
すいません、写真は撮れなかったのですが、下記のものが販売されていました。記憶をたどってのことなので、多少の間違えはお許しを。税抜だったような。何も買わなかったので忘れました。あしからず。
・キャンバストートバッグ (白、黒) 1,500円
⇒バンクシーロゴ(バンクシーのサインのやつじゃないです)が縦に入ったトート。レジ袋有料化に伴い使ってみるのもいいかも。
・Tシャツ(3種くらい)3,000円くらいだったか。。。
⇒コチラもバンクシーのロゴが入れられた黒のTシャツが3パターンぐらい販売されていました。ボクはたくさんTシャツを持っているので不要です。
・スプレー 1,000円くらい??
⇒バンクシーを真似てスプレー画を描いてはいかが??
・展示会パンフ(赤、白)2,800円
⇒表紙だけ異なり中身は同じとのこと。今回の展示会の内容をひとまとめで理解できます。買おうかと迷いましたが、買いませんでした。なんか、いっか。ってなってしまいました。
結局何も買わずでして、バッジとかポストカードとか、なんかもっと作品を生かしたグッズ販売すりゃいいのにと思ったのですが。何か規約などで制限があったんですかね。500円くらいで購入できる文房具でもなんでもよかったのですが。バンクシーの反骨的な、こういったことで儲けまくろうという考えに反しているのか、理由はわかりませんが。ボクが主催者だったら、ここで金を稼ぐのになーと思わずには入れませんでした。残念!!
まとめ
総じてボクにとっては良い展示会でした。バンクシーについてはいろんなところで耳にするものの、結局よくわからないアーティストだったので。現代アートにはよくわからないものが多いのですが、バンクシーに関しては比較的、意味があることと、意味を理解することが可能な作品が多いと思います。ということで、色々調べていたら、バンクシーのこの手の展示会は本人非公式だとか。なので、たしかに全体の作りはイマイチなんだよなーと思わずにいられないというのは否めませんでした。でも、今一度、バンクシーが政治、戦争、権力、資本主義に対してメッセージを伝えようとしていることは理解できますからね。アートに触れることが大切ですよ。